国家資格っていくつあるか知っていますか?
現在その数、222個にものぼります。
そんな数ある国家資格ですが、大きく分けて4つに分類されます。(一つの資格で複数の分類に属するものもあります。)
業務独占資格
特に専門性を要する資格で、この資格を持っている人だけが独占的に業務を行える資格です。
当サイトの宅建士もこの業務独占資格に分類されます。
取得難易度の高いものがほとんどで、その分社会的な信用や仕事の安定度も高い資格です。
例)医師、弁護士、税理士、不動産鑑定士、宅建士
名称独占資格
名称独占資格とはその名の通り、この資格を持っていないとその肩書を名乗ってはいけない資格です。
たとえば調理師でなくても調理の業務はできますが、「調理師」と名乗って仕事をすることはできません。(この場合、30万円以下の罰金が課されます)
例)保育士、調理師、マンション管理士、介護福祉士
設置義務資格
必置資格とも呼ばれています。
業務を行う上で、少なくとも1人以上はこの資格を取得している人を置かなければならない資格です。
飲食店の衛生管理者や、ガソリンスタンドの危険物取扱者がこれにあたります。
もちろん営業所ごとに社員5人に1人は置かないといけない宅建士も設置義務資格です。
例)危険物取扱者、国内旅行業務取扱管理者、衛生管理者
技能検定
仕事をする上で必要とされる技能のレベルを評価する検定制度です。
この技能検定があることで、日本全国どこでも一定の技能を証明することができます。
例)ファイナンシャルプランナー、ウェブデザイン技能士、機械加工
以上のように一言で資格と言ってもその特色が異なります。
中でも業務独占資格は取得すると他の資格に比べ周りとの差別化がしっかりとはかれます。
宅建士を取ってバリバリ仕事をがんばりましょう!