転職するために宅建士取得した法学部出身39歳男の合格体験記

法学部法律学科出身、39歳男会社員です。

宅建を受験したきっかけ

大学を卒業してメーカーの法務部に就職したものの、体調を壊して1年間休職しました。

その後、職場復帰しましたが、職務に対し前向きになれず、本当にこの仕事が自分に合っているかわからなくなりました。

出世欲がものすごい強いというわけではなく、定時退社出来ることが魅力で入った会社だったのですが、入社前と現実のギャップに戸惑う会社員生活を送っていました。

日に日にそのギャップが広がっていき、ついに転職を決意したわけです。

しかし、大学時代に取得した資格だけでは転職が難しいと思い、新しく何を取ろうか悩んでいたとき、独占資格であり、かつ地頭に関係なく頑張れば誰でも取得できるということで宅建士を選びました。

宅建は独占資格にもかかわらず記述がないので、本当に誰にでもチャンスがあると思います。

ちなみに、転職に失敗したら田舎に帰って叔父の不動産屋で雇ってもらおうという保険のとしても考えていました。笑

なぜ独学を決意したか

宅建試験の内容を確認するため、図書館で借りた過去問集を帰宅後にパラパラとめくってみたところ、大きく4つの分野に分かれていることが分かりました。

権利関係、法令上の制限の2つは大学の法学部時代に学んだ民法の知識が役に立つので、全部をゼロから勉強し直さなくても済むと思ったので、基本テキストと過去問集に加えて、判例集で攻める独学を選びました。

宅建業法は暗記がメインなので誰でも独学が可能だと思いますが、宅建試験で難易度が高い民法の権利関係、法令上の制限については法律の基礎知識が無い人は迷わずスクールへ通った方が勉強時間を半分以下に短縮出来るはずです。

というのも権利関係と法令上の制限は内容についてしっかりした理解が求められるからです。

宅建試験は基礎を身に付けたら半年程度で合格出来る試験なのでダラダラと勉強するのはオススメできません。

2年かけて勉強しても、最初に覚えたことは既に法改正で変わってしまっている可能性があります。

この場合、最初にやった勉強は逆に合格を遠ざける知識となっていまします。

宅建試験が行われる10月という時期は、国会を通過した法改正の影響がすぐに反映される時期に該当するので、法改正が行われた部分を中心として数多くの設問が作られています。

ということは、直前期の「新鮮な」法律知識が合格には必要になるというわけです。

これは宅建試験に合格した後も常に法改正による変更点を実務上でチェックしなければならないことを意味しています。

繰り返しになりますが、私の場合は法学部出身ということもあり、法律の基礎知識があり、他の資格試験と並行して勉強していたので、宅建試験は敢えて独学というスタイルを貫き通しましたが、法律に苦手意識がある方はLECなどの資格学校などで先生に教えてもらうことをオススメします。


独学は費用を大幅に圧縮されられるのでそこはものすごい魅力ですが笑。

勉強のすすめ方について

宅建試験を4つの分野に分けて独立して勉強をしました。

具体的には権利関係、法令上の制限、宅建業法、税その他という4区分とすることで、分厚いテキストを小冊子のようにして、それぞれをしっかり基礎固めして勉強を進めました。

分厚い1冊のテキストでは気が滅入ると思いますが、ページ数の少ない4つの冊子と思えば精神的負担がかなり軽減されます。

実際に3つの冊子に分けられる「宅建士の教科書」というテキストも売っているのでそちらを使うと良いと思います。

宅建業法と税その他については、法改正による影響をストレートに受ける部分となるので、基本的な所だけ覚えて本番試験の直前に出される法改正と判例集を眺めることを中心としなければなりません。

民法の権利関係と法令上の制限は、宅建試験が該当する条文に限りがあるので民法全体を全て勉強する必要はありません。

私の場合、他の試験と並行して勉強していたために、実際には民法のテキストと論文問題集を解いていましたが、宅建試験とは出題方法が異なるので、あくまでも宅建試験用としては専用テキストを参考にした方が頭の中が整理されます。

宅建試験の勉強時間は、2月に開始して4月まではテキスト勉強と過去問集を回すことに専念しました。

5月から9月にかけては、今まで勉強してきたことと、法改正により変わった点を中心に1日おきに1時間勉強時間を取るようにしたわけです。

なぜなら、4月までに宅建試験で必要な部分の専用テキストと過去問集を終わらせているので、以後は知識が古くならないようにしつつ、法改正についてのポイント学習を中心に行う必要があったからです。

過去問集を8年分解いてから解説集を細かくチェックしたことがある人ならば分かるように、5年以上前の過去問は今とは正解の選択肢が変わっている問題すら存在します。

法改正による影響が常にあるのが宅建試験の特徴なので、専門の講師以外に聞いても異なる回答をしてくる可能性があります。つまり、宅建試験においては直近の試験合格者以外は勉強内容が一部変わっている可能性があるわけです。

宅建試験を目指す際には、基礎部分の知識と理解に多くの時間を費やす必要があります。

特に民法の権利関係、法令上の制限については、宅建試験の選択肢が長文となっているので、正確な理解をしていないと選べないことが少なくありません。

選択肢問題ならば分からない部分があっても大丈夫という考え方は甘く、全ての選択肢について真偽が分からないと正確に選べないことがあるからです。

基本部分の勉強に加えて、試験直前期に法改正部分についてしっかり勉強しておけば、実際の試験で焦ることはありません。

なぜなら、宅建試験は今まで勉強してきた考え方と読解力である程度問題を解けるからです。

これから受験される方へのアドバイス

宅建試験会場では、様々な年代の人達が集まって来るので、中には真剣に勉強していない人が半分くらいいます。

試験当日、自宅を出る頃には既に試験結果は決まっていると言っても過言ではありません。

試験直前に覚えたことは実際の試験では選択肢を迷わせるだけの存在になってしまう可能性があるので、家を出てからは何も見ないのも良いかもしれません。

私は、試験前日は宅建試験のテキストと問題集を開かずにただリラックスすることにしました。

しかし、実際の試験では時間が10分余ってしまいました。

途中退室は全て禁止されているので、最初の60分集中して設問と向き合うことが出来れば残りの試験時間は選んだ選択肢の書き間違いチェックに気をつけて最後まで回答すれば問題ありません。

試験時間が終わった瞬間に、大丈夫という自信をきっと持てると思います。





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