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参考書で勉強しているとき、「このワードどっかにも書いてあったなぁ」なんてことはないでしょうか?
そういう時は大抵どこに書いてあるか探さず通り過ぎてしまうものです。
「まぁまた出てきた時に見ればいいや」と。
そしてそのワードが再び出てきたときには、他で出くわしたページを全く思い出せない。
誰もがこういう学習法は効率が悪いと思いますが、みんなやってしまうのも現実です。
逆にこのスルーしてしまう習慣をやめるだけで、かなりの労力を節約して合格に近づけます。
またリンクは記憶を定着させるためのとても効率的な手段です。
記憶を想起しやすくするための2つの方法
記憶を想起しやすくする方法は、代表的なものが2つあって、
・ある程度の期間を置いて反復すると、情報が忘却されにくくなる
・記憶と記憶の間に「関連性」が出てくると、情報を検索しやすくなる
という二つです。
出典: 烏は歌う(はてなダイアリー跡地)
リンクの作り方
同じキーワードについて書いてある箇所にお互いのページ数を書こう[
写真が見にくく字も汚くてすみません。
ここでは「善意無過失」というワードについてのリンク例です。「善意無過失」についてP105、P182、P213に書いてあります。これらを下の写真のように、吹き出しで他の場所に書いてあるページを書き込んていきます。
こうしてキーワード同士をつなげるだけで頭の中がグンッと整理されます。
「善意無過失」について参考書内で3箇所に書いてある場合、出くわす度に覚えるのと、一度に「善意無過失」について覚えるのとでは負担が3分の1になり
〇〇の時は××、□□の時は△△と頭の中で整理しやすくなります。
[box class="box26" title="早くリンクを作るには"]索引を活用しよう[/box]
「このワードどこかで見たなぁ」と思ったら本の最後に付いている索引でどのページにあるか確認しましょう。
重要なワードほど多くのページに記載されています。
もしまだ読んでいない先のページにもそのワードが有った場合、先にそのページだけ読んでみましょう。
あまり勉強慣れしていない方は索引の使い方がマズいケースが多いです。人によっては全く見ない人も。。
でもこの「索引」こそ、参考書で最も重要なパートの一部でここを活用するかしないかで勉強時間が何倍も変わってしまいます。
索引=合格への最短チケットです
[box class="box26" title="リンクの発展型"]ワードだけでなく内容にリンクを貼ろう[/box]
索引を使い重要なワードのリンク貼りに慣れたら今度は、内容についてのリンクを貼っていきましょう。
並列する近い内容同士や真反対の内容についてリンクを貼ることで丸暗記ではなく、理解して記憶を定着させやすくなります。
この場合索引は使えないので、参考書を読み進めていく中で関連するところが出てきたら前のページに戻りリンクを貼るという手順になります。
内容を復習しながら進めていけるので、重要な部分だけ参考書を2周した形になります。